ひトリ芸大生

もうすぐ30になる社会人が、芸大のカリキュラム通り独学で勉強してみるブログ

妊娠発覚、稽留流産、子宮内容除去手術まで

健康と身体運動文化 特別編として記録しておこうと思う。

 

3週

下腹部の深い場所がキリキリ痛む。胸の張りも感じる。あと1週間ほどで月経予定日だったので、いつもの月経前の兆候だろうと判断する。

 

4週

兆候のあった月経がこない。

過去、月経周期の遅れは何度も経験したので、また遅れているのだろうと判断する。

 

4週半ば

少しおりもののようなものが出るが、結局1回のみ。

 

5週0日

月経は来ず、胸の張りは続いている。いつもよりも強く張っていて、うつ伏せになると痛いので避けるようになる。

直近で記録していた月経周期はおよそ28日周期だったので、妊娠の可能性を考える。

軽い吐き気はしばしばあるが、普段から程度は同じなので特別ではない。ほかに頭痛など目立った妊娠初期症状はない。

 

妊娠の数え方は、最終月経が始まった日を0週0日として1日ずつ増え、7日で1週となる。

 

6週

お盆期間で忙しくする。

月経は来ず。

 

6週6日

胸の張りはあいかわらず続いている。

妊娠検査薬を購入する。

朝一に行うのが推奨されていたので翌朝まで待つ。

 

7週0日

朝一で妊娠検査薬を試す。

検査開始後数秒で陽性反応がある。

説明書きには1分とあったので、あまりの速さに計測失敗を疑う。

検査終了のしるしが表示され、完了した様子。

夫に報告。2人で喜ぶ。

 

7週1日

19:00

産婦人科を受診する。

問診票がとても細かくて驚く。職種、結婚時期、月経周期など。

先生に月経周期、最終月経開始日を伝える。

すぐに検査台へ促される。

 

超音波検査を受ける。

「赤ちゃんが見えますね、横の画面に映ってます」と先生。

横を見ると、モニターにモノクロの映像が映っている。黒い大きな円の中に小さい白い米つぶのようなものが見える。これが赤ちゃん!

「心拍が動いてないですね」と先生。

はじめての愛おしさと嫌な予感が同時に来る。

「はぁ...」としか言えず。

 

診察室に移り、おそらく稽留流産との診断を受ける。

7週目だが、6週の大きさしかなく心拍が計測できないとのこと。

自分ごとの実感が湧かず、呆然とする。

「早期流産はほとんど赤ちゃんに原因がある。大事な部分にミスがあると正常に育たない。ミスは誰にでもある。5回に1回くらいの確率で起こること。」と丁寧に説明を受ける。

胎児の映った画像のコピーをいただく。

ふと目に入った看護師さんの神妙な表情に、胎児の死を実感する。

 

稽留流産であれば自然排出か手術の2通りがあるが、準備のできる手術を先生から勧められる。なるべく仕事に支障をきたしたくないので手術を同意する。

 

20:00

夫が迎えに来たので説明する。流産の悲しさと妊娠できることがわかった安堵とが入り混じる。

あるかどうかもわからない可能性にかけて、胎児に良い栄養分が摂れる、ほうれん草やブロッコリーを使った夕食を食べる。

 

7週4日

再度、超音波検査をして稽留流産が確定する。

大きさは前回と変わらず。成長していない。以前より胎児の映りがぼやけていて、消滅に向かっていることを予感させた。

手術の説明を受ける。

手術後3日は安静、1週間は無理せず様子を見るとのこと。手術日は2日後に決める。

職場に連絡して休暇手続きをする。

 

7週5日

胸の張りは変わらず続いている。

稽留流産とは、胎児が亡くなったことに子宮が気づかず、まだ守ろうとしている状態のことらしい。

長くとも2週間のうちに子宮が気づくと、次の妊娠に備えようとするため、亡くなった胎児を異物と認識し、排出しようとして激しい腹痛を伴う大量の出血が起こるとのこと。

 

7週6日

11:00

手術日当日。

昨夜から飲食を絶って病院へ。

薬を処方される。痛み止め、感染予防、子宮収縮促進の3種類。

個室に案内され説明を受ける。

手術は全身麻酔をして意識のない間に10分ほどで済み、5時間経過後診察で異常がなければ帰宅できるとのこと。

血液検査のため左肩に注射を受ける。

 

11:15

着替えて処置台に上がり準備を施される。

右腕に血圧計のようなものを巻かれ、一定時間で圧迫を繰り返す。

 

11:30

先生が処置室に入る。

左腕静脈から麻酔を受ける。

注射された箇所が痛む。

数十秒で眠くなり意識がなくなる。

 

看護師さんの声で何か促され、朦朧としたまま個室のベッドに体を移したような感覚。そのまま意識がなくなる。

 

11:50

意識が少し戻る。

個室のベッドの上。

腹部がキリキリ痛む。

体を起こそうとするも、力が入らず体を横に倒すのが精一杯。

なんとか時計を見ると11:50。

手術が終わったことを知る。

少し吐き気がする。

腹部の痛みが苦しく辛く、体を抱えるようにして寝る。

 

13:00

目が覚める。

窓の外を見たりする。雨粒が窓に当たる音が心地良い。

看護師さんが様子を見に来てくれる。

 

14:00

手術後はじめてお手洗いに行くために看護師さんを呼ぶ。

血圧を測り、異常なしとのこと。

ふらつきは、もうない。念のため動作はゆっくりを心がける。

処置後の紙ショーツを履いている。

出血は想像していたより軽い様子。

時間まで安静にする。

 

16:00

着替えて診察室へ。

出血を抑える膣のガーゼを取り除く。

異常なしとのこと。

「3日は安静に、なるべく1週間は無理しないで、1週間後に来院してくださいね。今日はもう帰っていいですよ」とあっさりと帰宅を促される。

呆気にとられながら外に出ると雨が降っている。どんよりした空で、現実ではないような落ち着かない気持ちになった。

 

18:00

帰宅後夕食。

スープが飲みたかったので、クラムチャウダーを飲む。ホッとするが、いつもの美味しさはあまり感じなかった。

処方された薬を飲む。

 

19:00

不妊を心配していた義母へ連絡する。

説明するときに、はじめて涙が出る。

「悲しいけど本人が一番辛いけんね、考えようによっては妊娠できることがわかって安心。高タンパク質の卵や肉を食べんね。どうしようもないってなったらうちに来んね。」といつもの口調で安心する。

 

“安静にする”とは、お手洗い以外基本は体を横にしておくことらしい。

最低限の食事や軽い身支度で起き上がるのはOKだけど、長時間座る姿勢や掃除・洗濯・料理、重いものを持つなどNGとのこと。

外出もNG。流産も出産と同じだそうで、昔は読書もテレビも禁止されていたとか。

この安静の時間が辛い。散歩できるだけでも気分転換になるが、外出NGなのでそうもいかない。

 

8週0日

引き続き安静にする。

夫は仕事なので家に1人。

音楽で気を紛らわす。

胸の張りはあいかわらず続いている。

咳をしたり鼻をかんだり勢いよく腰掛けると、下腹部に刺激を感じるので控える。

処方された薬と別に、妊婦に良いとされる、葉酸・鉄・カルシウムのサプリメントを飲む。

常温の水を心がけて多めに摂る。

 

 

19日目 スタリコサウルス

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新版 恐竜 (小学館の図鑑 NEO)より

(南十字星のトカゲ)

 

前あし、後ろあし共に5本ゆびで、とても原始的な特徴を持っていた。

見つかってる化石は不揃いな骨格と下あごが1つだけだから、今後の調査が進むと見ためも変わってくるかも。

18日目 シュガーポット

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砂糖に見えなさそうで、淡い色でごまかす。

コントラスト低くてアクセシビリティ良くない。
でも、私はコントラスト低い配色大好きなんやけど。

17日目 ソムリエナイフ

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昆虫か魚か、いきものみたいな感じがする。

上手く使いこなせない道具のひとつ。

16日目 ちゃぶ台の脚

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先っぽが猫の手みたいでまるっこい。

ちゃぶ台の脚が好きやから、裏っかわ見るの好き。

15日目 メジャーの目盛り

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均等に並んでる姿がかわいらしい。

次は最後まで描いてみよ。

14日目 霧吹き

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透明を探し求めて出会った子。

使いづらいけど満足。

13日目 ミル

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荒めにガリガリする感触もスパイスのひとつ。

なんか、のっぺらぼうになった。

12日目 グリル

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ずっと描いてみたかったやつ。

魚焼くところ。あんまり焼かへんからキレイ。

スイッチのところの説明がわかりやすい。

11日目 片手なべ

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10日続けられたので、ごほうびにちょっと時間かけてみた。

ガス台も描いてたら沸騰したお湯になった。

 

片手なべの気軽な感じいいな。

ひょいひょい料理つくれそうな感じ。ちょうどいい。