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ひトリ芸大生

もうすぐ30になる社会人が、芸大のカリキュラム通り独学で勉強してみるブログ

転職で苦労した私が、もし職業訓練生に戻れるなら絶対したいこと

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私は25歳のとき、未経験でWebデザイナーに転職した。

前職は飲食業。
ずっと憧れていたデザイナーになりたくて、職業訓練校に通った。

気軽に考えていたけど、かなり苦戦した就活。
もし訓練生だった自分にアドバイスできるなら、いろいろ言ってやりたいことがある。

美大に行ってないけどWebデザイナーになりたい人」には参考になるかも。

 

 

転職前の私の経歴

  • 25歳女子
  • 前職は飲食業
  • 専門卒

 

とにかく自分と周りのことを知る

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職業訓練あるあるやけど、職業訓練で教えてもらう内容だけでは足りない。
実務レベルには到底たりない。

でも、私の年齢だと中途採用 ≒ 即戦力
って感じ。

周りを見ると、「美大卒の新卒ねらい君」「実務経験者の中途ねらいさん」。
「実務未経験の中途ねらい」の自分は、そもそも厳しいことを知っておくべき。

 

ここを自覚している人としていない人は、面接で少し話すだけでわかる。
自覚できていない人は退職率高い。だいたい「思ってたのと違った」ってなる。
退職されるとまた採用活動しないといかんから会社側も採用しづらい。

 

また、この厳しい状況を競り勝っていくには、戦略が必要やと思う。
簡単に言うと、自分の頭で考えて準備すること。
新卒じゃないんやし、ある程度の年齢なら、なおさら勢いだけじゃ苦しくなる。

 

転職を実際に経験した、私の考える戦略を紹介する。

 

なんでもいいから独学してカタチにする

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なんで独学するのがいいのか?

理由は2つあって、1つめはデザイナーには自主的に成長しようとする人が向いてるから。

デザインは、数年実務経験があるからって簡単に身につけられる能力じゃない。
根気よく学んでいくことで、少しずつできるようになっていく。
サボってる美大卒の人より、独学で学び続けてる人の方がデザインスキルが高いことなんて、ザラにある。

自主的にというのも大事やから、学校以外で独学したことを証明すると「意欲があるんだな」と採用担当者に喜ばれる。

 

2つめは、特にWeb業界は技術の入れ変わりが早いから。
数年で違う技術を覚えないといけなくなったりするので、勉強し続けられる人かもすごく大事。

カタチにするって?

採用担当者に証明できるようにするってこと。
いくらハイクオリティな独学をしたとしても、採用担当者に伝えられなかったら採用に結びつかないかも。
それに、言葉で説き伏せられるならカタチにしなくてもいいかもしれんけど、決定権のある人が採用担当者とは限らない。
採用担当者が決定権のある人にうまく伝えてくれる保証なんてない。っていうかそれは博打みたいなもん。

だから一人歩きしても伝わるカタチを作っておくのがいい。

 

独学するテーマ選びのコツ

独学やから、一番は自分が興味のあること。
コツは就職したい会社が大事にしてること、強みにしてる分野に関連させること。

キャンペーン系のサイトをたくさん制作している会社に行きたかったら、PRや販促のことを独学すると良い。

付け加えるなら、話題になってることとか、最新技術をテーマにすると良い。
最新技術は業務で忙しい現場の人たちって以外と知らなかったりする。
それを徹底的に独学したら、現場の人たちより詳しくなってることもあるので評価が高い。

 

私が訓練生のうちに独学するならこんな感じ。

 

ECサイトの画面遷移調査
  • 業種別に10サイトずつ調べてみる
  • 業種をまたいだ共通点は?
  • 特殊な点は?
  • 自分が使いやすいと思ったサイト3つとその理由
  • 業績の良いサイトの共通点

 

VRを活用しているサービス調査
  • VRをどのように活用しているか
  • どんな業種が多いか
  • 実際にVRを体験してみる
  • 今後普及すると思うか考察
  • 最大限VRを活用できると思う場面とその理由

 

今は知らないことでも調べたらいい
  • SNSを活用した販促キャンペーン調査
  • JSを使って動きを実装してみる
  • おいしそうに見えるサイトのデザインの共通点
  • 今年のデザイントレンド調査、去年と比較

とかとかいくらでもある。

前職ならではの知識や技術を整理する

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なんで前職ならでは?

なぜかと言うと、業界以外の知識があるのは転職者の強みやから。

新卒や業界人には経験できなかったことを強みにできるのは転職者ならでは。

 

Webデザイナーになりたい人で、「ちょっと漫画書いてました君」や「かなりのゲーマーさん」なんて全然めずらしくない。
ごまんと存在する。
その中でアピールするには、ほんとにプロレベルでないと効果は薄い。

 

その点、業界の違う話は少しの経験でも強みになる。
さらに、Webでの業務に役立てられることは何かを整理すると良い。

飲食業から転職する人やったら、「ぐるなびとかホットペッパーが飲食店にする販促情報」とか、「バイトを何十人も管理していたコツ」とか、「プロ並みの写真映えのする料理の盛りつけ方」とかを説明できると良いと思う。

その業界で働いたから得られるコアな知識とか経験って、かなり貴重。

 

実際に反応よかった前職の経験

私のときは意外と「長時間労働の経験」が反応良かった。
あんまり嬉しいことじゃないけど。

Webの業界って繁忙期は体力勝負になる場面もあって、好きな人でも体力でついていけんくて辞めてしまう人もいるからやと思う。

 

他には「接客業仕込みの言葉遣い」とかも。

これは新卒くんにイチから教えることを考えたら、現場の人からしたらありがたい。
業務はすぐできんくても、電話応対とか来客対応とか、とりあえず任せられることがあるし、教育コストがその分かからんから。

現場の負担がかなり変わってくる。

 

おまけに転職してから役立ったのは、「ホットペッパーに掲載する写真撮影に立ち会った経験」。何品用意して、何時間撮影して、どれくらいで掲載されて、データ貰えたか、みたいな。

就活する前に、何かないか整理しておくと良い思う。

 

時間のない中でするにはこれくらいかと思う。

ポートフォリオはもちろん必須。
ただ、私の経験上ポートフォリオ自体のクオリティはそこまで重視されてなかった。
美大やと製本の仕方とかまでじっくり見られるやろうけど、転職者の場合そんなことより内容の充実度やと思う。

 

私は運良く就職できたけど、ちゃんと準備しとけば、もっと自分主体で就活できたなと思う。準備ダイジ。

 

 

今週のお題「私のタラレバ」