現実的でなければ「考え抜いた」とは言えない
論理的思考の5コマめ。
教材:狩野みき著 世界のエリートが学んできた「自分で考える力」の授業
欧米などの学校では「考え抜く」プロセスの一環として、「先を予測すること」は当然のこと。
根拠は大事。
根拠を考える、ということは、他人からもらった情報や自分の考えの背景をはっきりさせる、ということ。
言ってみれば「後ろ向き」の思考
考え抜く対象のほとんどは、現実に関係のあること。
現実に関係あるなら、背景ばかり掘り下げてもダメ。
考え抜く対象を未来に持ってきたらどうなるか?のシナリオを想定する。
何か手を打つことがないかを考えるのが、先を予測して現実的に考えること。
先を予測して考えるということは、何らかのアクションを視野に入れた「前向き」の思考。
未来のシュミレーションをして、根拠だけでは見えなかったものに目を向けよう。
美しい根拠には落とし穴があるかも。
いろんな角度から考えられた、説得力のあるすばらしい意見をつくるには、現実的に考える思考もいる。
どんなに考え抜いた、深みのある意見でも、一番大事な現実から目を背けているなら…そもそもの話まで変わるかも。
目的は1つに絞る。
目的を果たせそうかを基準に考える。
意見の出来上がり!